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スタッフブログ

自宅でVR体験。本物との違い。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

設計の木原です。

2020年もあっという間に折り返し地点にまできましたね。
コロナの影響で仕事の仕方や、人とのかかわり方や距離感などを
意識して生活していくことにすこしずつ慣れてきました。

ただ、夏の暑さの中のマスク着用は楽しめそうにないので、
夏本番になる前にこどもたちと「高島ちぢみ」でマスクでも作ってみようかなと思います。

皆さんはGWをどのように過ごされましたか?
私は自宅でyoutubeのVRで遊園地に行き、
ストリートビューで海外旅行を家族で楽しんでいました。

最近のVRは本当によくできていて、仮想現実がだいぶリアルにものになっています。
ニュースなどでも見かけたりするので、楽しんでいる方も多いと思います。

私は5年程前に東京の展示会で初めてVR体験をしました。
当時は南極や荒野などのただただ広い空間を歩いていくというもので、
非現実感がありましたが、今では自宅でジェットコースターを楽しめるようになり、
技術は加速度的に発展して、近い未来には現実世界との境目が曖昧になりそうです。

だからこそより一層本物にこだわりをもって行きたいと感じます。
これはお家でも同じことが言えるかなと思います。

数あるVRの中に「のび太の部屋」に入って3D体験できるコンテンツがあるのをご存知ですか?
外観のプロポーションや間取り、総合的に考えても空間はよくできており驚きました。

しかし、私が思っていた「のび太の部屋」のイメージの方が空間より先に
優先されてしまい、違和感がありました。

事前にある思い込みや先入観、イメージによって広さの印象というのは輪郭ができていて、
音や匂い、光や風等などにより補完され形つくられて、
空間が成り立っているのだなと改めて思いました。

私達は定期的にお家の完成見学会でiKKAのお家づくりを見ていただいています。
それは、作り手の私たちと住み手とで時間を重ねお家を作り上げるので、
ひとつひとつ違うたった一つのお家です。

こだわりの所や、コストを調整した場所、悩んだ所など、随所にお家の見どころがあります。
改めてそういったお家の良さというのを伝えるためにどのようにしたらいいかを、
VR体験もヒントにしながらお家づくりを進めていきたいと思います。