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高品質構造材

構造材とは?

構造材(こうぞうざい)とは、建物の骨組みになる部材のことで、柱・梁・桁・土台など各部分に名称があります。
木造のお家は、これらを耐震性などを考慮して組み合わせながら作られます。
お家の骨組みである大切な構造材は、JAS(ジャス・日本農林規格)の品質規格をクリアしている木材選び、適材適所で樹種を使い分けています。JASでは、構造用製材を使用場所や断面寸法などによって分類し強度や含水率などを定めています。

構造材

「無垢材」と「集成材」の特徴

柱・通し柱
横架材、梁、母屋、棟木
土台

無垢材は、1本の木をそのまま製材して使用する木材です。
集成材とは、いくつもの木をひき板にし、集成接着したものです。

iKKAでは、土台では桧(ヒノキ)の無垢材を使用し、柱や梁などには主に集成材を使用しています。

土台の桧(ヒノキ)は白蟻や腐朽に強い樹種なので、土台に最適です。
柱や梁に使用している集成材の良い点は、反りやゆがみ、割れが発生しにくく、品質にばらつきが少ないことです。

無垢材、集成材、それぞれの特徴を把握して、良さを生かしながら用いることが大切だと考えています。

JAS規格構造材

木材は、そのままでは強度や性能にばらつきがあります。
JAS規格では木材の表面の品質だけでなく、寸法の確実性、強度性能、ホルムアルデヒド放散量などについて、適合基準が定められています。

JASマークの付いている集成材は、JASに定める基準以上の品質を持つ製品であることになり安心して使用できる木材であることを保証しています。
JASマークの木材はJAS認定工場でしか製造できません。厳しい品質管理基準と検査項目に合格した木材にだけJASマークを表示することができます。

1.強度の確実性
2.寸法の確実性
3.低ホルムアルデヒドの放散量

集成材の検査の様子

人の目によって節(ふし)、腐れ、割れなどの有無、大きさなどによって定められた等級に選別していきます。
集成材の試験片に減圧、加圧を行ない、剥離しないかを確認しています。
減圧、加圧を繰り返した後に乾燥機に入れて元の重量になるまで乾燥します。剥離率が5%以下で合格です。
木材の強度を確認するため、圧縮試験を行ないます。
木材に力を加えていき、日本農林規格の等級に定められた強度以上を確保できているかを確認します。
厳しい検査に合格した木材だけに、JASマークが貼られます。