こんにちは。iKKAの藤崎です。
今回ご紹介するのは、お引渡しから3年が経ったOBさまのお家です。
お家のある住宅地を進むと、緑いっぱいのお家が目に飛び込んできました。

よく見ると、暖かい地域で育つ植物を始め、もみじやミモザ、バナナの木など、バラエティーに富んだ植物がいっぱいです。
お家に入る前から、植物が大好きなYさまらしさであふれています。

とんとんとアプローチを登っていくと、ふわふわの芝生、小さな可愛らしいお花、爽やかな香りがする低木など、足元がとっても楽しいです。

これらはすべてYさま自らが調達し、植えられた植物。
Yさまのお家は、高台を生かし、緑の小道を登っていくようなアプローチになるよう計画をしていました。新築当初はまだ緑が無かったのですが、ご自身でこんなに豊かなアプローチにしてくださったんだ、と嬉しくなりました。
遊び心がいっぱいのYさまのお家。
玄関のホールの床は「なぐり」という加工が施された無垢床を選んでいます。

なぐりの模様にも色々あるのですが、このなぐり加工は「スプーンカット」といわれ、スプーンで削り取ったような大きく丸みのある模様が特徴です。
凹凸感が心地よく足に伝わってきて、思わず立ち止まって感触を楽しんでしまいます。

玄関にはお気に入りの雑貨や植物を飾っておられ、釣り道具もきれいに収納されていました。

魚のステッカーが張られたボックスは、釣り好きのご主人さまのもの。
楽し気で、思わず顔がほころんでしまいます。
室内土間のあるリビングでは、たくさんの植物が育てられていて、お家の中が生き生きとしたフレッシュさで溢れていました。



室内土間では、外で育てている暖かい地域で育つ植物を、ここで越冬させるそうです。
日本の気候に対応できない植物だったり、まだ小さい苗には、こういうスペースがあると安心ですよね。

訪問した前日、釣りに行かれていたというご主人さま。
おもむろに土間で、釣り道具のお手入れを始められました。
段差に腰かけれるので、釣り道具のメンテナンスや植物の植え替えなどにちょうどいいのだそう。
室内土間は、少しくらい土が付いてもホウキでさっと外に掃け、簡単な水洗いができるので、アウトドアな暮らしが好きな方にとても使い勝手のいい場所です。

お家の計画段階から、土間テラスでは植物を育てられる予定があったので、一部は土のままで地植えができるようにしています。
陽当たり、風通しも良いようで、今ではこんなに緑いっぱいに。
土の中は水はけが良くなるよう、排水工事を行っているのですが、このひと手間が植物にはとても大事なんです。

リビングに腰かけたときに眺める、お気に入りの植物たち。
窓を開けると、風がそよぎ、緑をそばに感じながら、心地いい時間が流れます。



外を眺めながら、ランニングマシーンで運動をしたり、ハンモックに揺られながらのんびり過ごしたり。
一つの空間に居ながらも、ご家族それぞれに過ごす時間を大切に、工夫をして暮らしを楽しまれているのが伝わってきました。

リビング上の、ワクワクするような中二階は沢山の本や小物を収納できるライブラリースペースです。
家族の写真を飾ったり、家族の本を収納したり。
お子さまの手の届く高さには、ランドセルも収納されています。


月に5冊本が増えていくというYさま。
「お家のテーマは、アマゾンの森で読書です!」と言っておられたのを思い出しました。
これからもっともっと、緑や本でいっぱいになるかもしれませんね!


元気いっぱいに遊ぶお子さまたち。
窓から星を観察したり、植物の植え替えに挑戦したり、お庭で収穫した実を食べてみたり。
毎日楽しい発見がいっぱいなんだそう。


お子さまにとって、自分が育った「わが家」は、きっとずっと特別な場所になるもの。
お家自体が大好きな場所であるとともに、豊かな感性が芽生える、そんな場所になるとうれしいです。

暮らしをめいっぱい楽しんでおられるYさま。
これからも、ご家族らしく、わくわく楽しい毎日を過ごしていってくださいね。素敵な時間を、ありがとうございました。

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