こんにちは。iKKAの高田です。
先日、
お家の計画をしていますお施主さまと薪ストーブのお打合せで、
東近江市にあります薪遊庭さんへ行ってきました。
八日市ICを降りて
車で5分ほどで到着ができる比較的アクセスのしやすい立地にあります。
のどかな田園風景の中に薪遊庭さんはありました。
敷地内に入るとまず目を引いたのはたくさんの薪です。
薪ストーブは
本体だけでも、国内外含めたくさんのメーカーがあり、
薪割り斧やグローブ、バケツ、温度計などのアイテムも数多くあり、とても奥深いものです。
そんな中、
薪ストーブを使う上で必ず必要な燃料となる薪を知る事が
長年付き合っていく上でとても大切だと感じました。
住宅でも針葉樹と広葉樹、
適材適所として、使い分けをしていますが、
薪も針葉樹と広葉樹の特徴に合わせて
使い分けをしていくことがポイントになります。
針葉樹は繊維の密度が低く、油分があるため燃えやすいのですが、
火もちが悪いので着火時に最適です。
広葉樹は反対に繊維の密度が高いので、火もちが良いです。
また、焚き付け用の細い薪や
長い時間を燃やす為の太い薪など
サイズによっても分類しておくと効率よく回していけると思います。
薪がワンシーズンにどのくらいの量が必要かと言いますと
使われ方にもよりますが、2t~3tだそうです。
想像しにくいかと思いますが、
1つのパレットで約1ヶ月ちょっとのイメージです。
ワンシーズン(11月~3月)使うとなると
パレット4つ分ほどが必要になってくるイメージですね。
訪れました薪遊庭さんでは、120t程あるようでして、
60件分ほどの薪が提供できるようにしているそうです。
原木を購入して、使いやすいサイズにカットしていらっしゃいます。
先程、お話ししたように薪ストーブを使う上では、
針葉樹も広葉樹も必要になってきますが、
薪の入手のし易さには差があります。
杉などの針葉樹は建築資材でも良く使われ、
森林を育てるために間伐を行っています。
薪として利用するために切る間伐材は、比較的手に入りやすいそうです。
一方、カシやコナラといった広葉樹は
杉に比べて倍ほどの値が付くこともあるようです。
10年前までは、
薪ストーブのユーザーさんも少なく、
広葉樹が薪として使うのに良いと認知されていなかったこともあり、
横たわっていて邪魔になっていたものは頂いていたようですが、
今では需要も相まって、高く値段が付いているようです。
使う全てを購入するのではなく、
ゆずってもらったり工夫をしながら薪を確保している方が多いようですよ。
薪ストーブを使用するのは冬となりますが、
それまでに薪の準備を終わらせましょう。
乾燥期間は2年がベストですが、
そのシーズンの梅雨までの間で薪割りを終わらせるのが重要のようです。
これから薪ストーブをお考えの方も、
一度薪をどのように確保していくかを検討して頂くと
より充実した薪ストーブのある生活を送って頂けると思います!
「円重の家」オープンハウス
滋賀県栗東市にて、OPEN HOUSEを行います。お施主さまの思いの詰まった、たったひとつのお家です。ぜひご体感ください。※写真は別のお家です⠀
■ 日時⠀⠀⠀
2019年8月24日(土)・25日(日)
AM 10:00~PM 6:00 / 雨天決行
■ 場所⠀⠀⠀
滋賀県栗東市
■ ご予約・お問い合わせ(予約制)
事前のご予約を承っております。⠀
メール、お電話にてお申込みください。
TEL : 0120-41-2755(フリーダイヤル)
E-mail : ikka@daikohome.jp