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障子の魅力について

こんにちは、iKKAの髙橋です。

今回は障子の魅力についてご紹介したいと思います。

障子は平安時代から現在まで、日本の住宅に長年愛用され続けています。

どうして障子が現在まで愛用され続けているのかを考えてみました。

①調湿作用がある

日本は季節によって乾燥・湿気がこもりやすくなります。

障子には調湿作用があるので、湿度調整を自然と行ってくれます。

例えば、寝室やリビング等、居室スペースにあると快適性にも役立ちますよ。

「上溝桜の家」

②大気中の光が拡散され、柔らかくて均一な光で部屋全体が明るくなる

障子は大気中にある光を柔らかく拡散させる効果があり

自然な明るさを作りだして人に心地よさを与えてくれます。

例えば、昼間に優しい光を入れたい場合に障子を採用していただくのも良いかと思います。

「猪子山の家」

③断熱効果がある

窓と障子の間に空気層も生まれるので断熱性も高まります。

例えば、畳リビングや寝室に設けると足元も冷えにくく

快適に過ごし易くなると思います。

「門田の家」

④空間に広がり感が生まれる

障子が演出する、陰影により立体感が生まれ壁に奥行感が生まれます。

それにより、空間に広がりを感じることができます。

例えば、リビングと畳間の仕切りを障子ドアにすることにより

その先の光と影が取り入れられるので、リビングから見て畳間も空間として

続くような感覚になります。

「天神山の家」

障子が長年愛用され続けている理由には

見た目の美しさだけでなく、日本の風土に適した

優秀な機能を持ち合わせているからだと思います。

障子の良さを活かした住宅づくりをこれからも考えていきたいと思います。

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