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暮らしのコラム

ペレットストーブの使い方のコツ!

こんにちは、iKKA松野です。

1月も残りあと1週間になりましたね!
今年は全然雪が降らないので、なんだか寂しい気もします。冬本番!という寒さがくるのは、これからなのでしょうか?

さて、前回のブログでは、ペレットストーブとはどういうものかと、選び方についてご紹介しました。
輻射熱で芯まで温かに。ペレットストーブ
今回は、実際に使ってみた感想と、ちょっとしたコツをお話しようかと思います。

ペレットの購入

燃料であるペレットの購入場所ですが、わたしが購入しているのは、地元の木材屋さんです。

ペレットは、密集化した木々を手入れすることで出た間伐材や、民家、製材所、大工、建具などで出てきた廃材などから作りだされます。
今まで、そのような廃材は、再利用も難しいことからお金をかけて燃やすか廃棄するしか無かったのですが、ペレットにすることで、資源として利用でき、販売も出来るようになるそうです。
そんな地元の木材屋さんを応援したいなと思い、そちらで購入しています。また、製造しているところから直接購入するので、お値段もリーズナブルなことも。

一軒家全体をペレットストーブだけであたためて、燃料費は、月に17000円くらいなので、そんなに高くないのかな、と思います。(つけている時間や家の大きさ、間取りによっても変わると思います。

点火のコツ!

我が家のペレットストーブは、手動点火式のものです。着火剤をつかって火をつける方法もありますが、少しお値段がするので、割り箸で着火しています。

4膳ほどの割り箸を隙間を作るように重ねて立て、火をつけ、扉を閉めます。
少しづつペレットを出し、(ペレットは、割り箸が入っているポッドの上の穴からコロコロと落ちてきます。)バーベキューで火おこしをするときに空気を送って火をおこすようなイメージで、吸気の量を調節してペレットに火がつくように見守ります。(ストーブの種類によって操作方法は若干違うそうです)

ペレットを最初から落としすぎると、火が消えてしまったり、着火後に勢いよく燃えてしまったりするので、なるべくスムーズにペレットに着火させて、適量のペレットが丁度良く燃えるようにできると、その後もすぐに炎が安定してくれます。

炎の調節の目安

ペレットストーブは、ペレット量調節ダイヤルや吸気レバーを操作して、ペレットの投入量と酸素の量で炎を調節します。

この調節のバランスが悪いと、すぐにススで汚れてしまったり、あまり暖かくなかったりします。湿度具合などによるのか、毎日同じではなく、ちょうどいい炎になるまでは微調整をしています。
良い炎の目安は、色と大きさ、形です。

このように、良い炎のときは色が明るい黄色かオレンジ色で、シュっとまっすぐに立ち上がり、先端が庫内の天井すれすれくらいになります。

下の写真のように色が赤く、めらめらと大きく揺れていて、煙が出たりしているときは、空気の量が足りなかったり、ペレットの量が多かったりします。

炎を調節するのは難しいですが、ちょっと理科の実験みたいで面白いですよ!

お手入れについて

ペレットストーブは使用前に毎回灰ポットの掃除が必要です。

ここはしっかり取り除かないと、吸気に影響するので、ペレットがきちんと燃えてくれません。穴に詰まった灰やペレットがないように、ハケや先の細い棒で落とします。
灰はちょっとしたことでこぼれるので、おすすめなのが、ペレットストーブ用の掃除機です。
庫内や落ちた灰は、これで吸うだけでOKなので、とっても簡単です。

それと、ガラスについた灰を濡れたティッシュや雑巾などでふき取れば日々のお手入れはOKです。慣れるとパパっと5分くらいで終わると思います。
その他には、1~2ヵ月に一度くらい熱交換パイプをブラシで掃除したり、シーズンオフに煙突掃除をしたりします。

少しお手入れも必要なペレットストーブですが、炎の様子を見ながら過ごす時間は、なんだかいい時間だなと感じます。最近は、テレビを見る時間が減ったように思います。

これからも、日々の暮らしを楽しめるものを見つけたら、ご紹介していけたらと思います。

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