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暮らしのコラム

ペレットストーブのシーズンオフメンテナンス

こんにちは!iKKAの松野です。

今回は、ペレットストーブのシーズンオフのメンテナンスをしましたので、ご紹介しようと思います!
次のシーズンまで灰を貯めたままにしておくと、梅雨の湿気で灰が水分を吸ってしまい固まったりして取れにくくなり、よくないそうです。梅雨に入るまでには、きれいにしておくといいですね!

今回は初めてのシーズンオフメンテナンスということで、ペレットストーブの販売店の方に教えていただきながら行いました。

【必要なもの】
◯専用掃除機
◯付属のブラシ
◯排気管ブラシ(オプションでした)
◯軍手
◯あればハケ、または雑巾
◯灰が散るので敷くもの(室内、屋内用)
◯除湿剤

それでは始めていきたいと思います!
ワンシーズンで、炉内はこんな感じにススがついています。
床にシート等を敷いて、開始です!

1、 熱交換パイプを掃除をします

気になったら、月2回程度掃除をしていますが、もう一度きれいにしておきます。

8本の熱交換パイプに、付属のブラシを根元まで差し込んで、掃除していきます。パイプ内に溜まっていた灰は灰受けに落ちます。

2、 炉内の灰、ススをきれいにします。

一度全体に専用掃除機をかけていきます。
燃焼ポット、灰受けもはずしてきれいにしていきます。

3、 炉内の耐火レンガをひとつひとつ外していきます。

耐火レンガは、天面1枚、側面2枚、背面奥に2枚あります。
マイナスドライバーを差しいれるとうまく取れました。
それと、レンガスペースという金具を3つ外すことができます。

はずした耐火レンガと金具を、ハケや乾いた雑巾で灰を落とし、掃除機で吸いながらきれいにしていきます。ペレットストーブのメンテナンスの際は、水を使用しない方がいいそうです。完全に乾かないこともあり、サビや故障の原因になりかねないとのこと。

4、 耐火レンガをはずした炉内も、掃除機や雑巾できれいにします。

給気パイプなど、普段は見えなくなっている部分まで念入りに!

5、 はずした金具、耐火レンガを元にもどします。

最初はどれがどの部分のものか分かりにくいのですが、取扱説明書を見ながら順番に入れると出来ました!来年の為に、レンガの裏面にペンで印を記入しておきました。

6、 炉内に除湿剤を置いておく

外の排気管から、梅雨の時期に湿気が炉内に入ってしまうので、シーズンオフ中は炉内に除湿剤を置いておくいいそうです!

7、 燃料タンクの掃除をします。

タンク内に残ったペレットをスコップなどでできるだけ出してしまいます。
ある程度だせたら、電源スイッチを「入」にして、ペレット送り部に残ったペレットを燃焼ポットに送りだします。(このとき、タンク内に手などを入れないでください!)
ペレットが落ちてこなくなったら、電源を「切」にします。
タンク内のペレット送り部の蓋をはずし、ペレットや粉を掃除機できれいにしてください。

8、 最後に、給排気管のお掃除をします。

必ず、電源スイッチが「切」で、排気ファンが停止していることを確認してください。
灰が落ちるので、室内立ち上げにされている場合は、しっかりとシートなどをしいてくださいね!
排気トップとT字管の蓋をはずします。

排気管用のブラシ等で、給排気管のトップや下部の灰、ススを落とします。

はずせる場合は、吸排気管ごと外せるので、壁にくっついている部分のお掃除もします。(外れない場合は、無理に外さず、販売店さんにご相談くださいね!)
排気トップと、T字管をもとにもどして完了です!

はじめてのシーズンオフメンテナンスですが、実際に教えてもらいながら行ったので、そこまで難しいことはなく、次回からは自分達でもできそうです!

注意点としては、窓を開けながらすると灰が舞ってしまうので、掃除機ですった後にときどき換気をしながら行うのがおすすめですよ!

メンテナンスを自分ですることで、ペレットストーブの仕組みがより理解できたように思います。今後、ちょっとした不調のときに、まずどこを掃除すべきか見当をつけやすくなりそうです。
来年も、あたたかい炎が癒してくれるのを楽しみにしています!

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