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暮らしのコラム

ドライフラワーを作ってみよう!

こんにちは。iKKAの藤崎です。

みなさまはドライフラワーをつくられたことはありますか?

お気に入りのお花を永く楽しめたり、季節ごとのインテリアとして楽しんだり、生花とはまた違った楽しみ方がありますよね。

売ってるのは見たことあるけど作るのは難しそう。。。

綺麗に保つにはどうすればいいの?

お庭の植物でもできるのかな?

など、ドライフラワーをご自分で作ってみたい方へ基本的な作り方を実際の写真と交えながら分かりやすくお伝えしていきます。

ドライフラワーづくりに必要な道具

【ご準備いただく道具】

・ドライフラワーにしたいお花やグリーン
・麻紐
・枝切ばさみ
・輪ゴム

ドライフラワーをつくる際、必要な道具はこちらです。お花やグリーンはお好きなものをお好きなだけご準備くださいね。お花が多いと華やかな印象に、グリーンが多いとおしゃれ感のある自然な印象に仕上がりますよ。

ドライフラワーの作り方

まずは、お花やグリーンの長さを揃えていきます。束ねた時をイメージしながら、大体同じ長さになるように整えてくださいね。特に長さのあるグリーンは、二つに分けて使うと使いやすくおすすめですよ。

お花やグリーンをまとめたら、崩れないように輪ゴムでしっかりと止めておきます。

乾いていくと枝木が縮み、吊るしている間に花材が抜けてしまうので、しっかりと行ってくださいね。

輪ゴムでまとめたら、少し長さを残したままはみ出ている枝木をカットしていきます。

長さを整えたら、束にする紐を結んでいきます。お好きなリボンや天然繊維のラフィアでも大丈夫ですが、今回は麻紐で試してみますね。まずは茎の下部分に10cmほど余裕を持たして輪っかをつくります。

輪っかの付け根を抑えたまま、重ならないように下の方へぐるぐると巻き付けていきます。

輪ゴムが隠れたら最初の輪っかに麻紐を通し、写真のような状態にしていきます。

輪っかに通したら、10cmほど出していた麻紐と一緒にかた結びしていきます。

最後に、壁に引っ掛けるための輪っかをつくり完成です!

綺麗に乾燥させるポイント

今回は、ハンギング法という吊るすやり方で、輪っかの部分を壁に引っ掛けてドライになる様子を楽しんでみようと思います。ただ吊るすだけではうまくいかない場合もあるので、綺麗にドライにする為のポイントを三つお伝えしますね。

・直射日光に当てないこと
・風通しの良い場所に吊るすこと
・1~2週間ほど乾燥するのを待つこと

ドライフラワーを綺麗につくるには、短時間で水分を抜くことが大切だそう。しばらく花瓶で楽しんだのちに…と思いがちですが、なるべく「フレッシュな状態でドライ」にすることが綺麗に仕上がるポイントなのです。

季節問わず楽しめるドライフラワーですが、今のように乾燥している秋冬の季節に作ると良く乾くのでおすすめですよ。

お花、グリーンの選び方

1.アナベル

アジサイの仲間でアナベルという品種は水分量が少なくドライフラワーに向いていると言われています。6月頃から開花し、夏をまたいで数か月咲く中で緑→白→緑と色が変化していくのが特徴です。お庭に植わっている方は、秋頃に白→緑色に変化するタイミングで剪定をすると、季節の中で最も水分量が少なく綺麗にドライになりますよ。

飾ると写真のように、一輪あるだけで存在感のある華やかな雰囲気に。ゆっくりと時間をかけてアンティークな色合いに変化していくので「ヴィンテージアジサイ」とも呼ばれています。ナチュラルな空間に良く馴染み、インテリアのようにお家を彩ってくれますよ。

2.ミモザ

丸い小さなお花が愛らしいミモザは、アナベル同様乾燥しやすくドライフラワーに向いています。ドライにしても色が変わりにくいという特徴があるので、見たままの可憐さを永く楽しむことが出来ますよ。茎の長さもあるので、花瓶に添えたり、リースとしても楽しめる万能なお花です。

リースにすると、写真のようにポップで可愛らしい印象になりますね。北欧ナチュラルな雰囲気がお好きな方はお家の雰囲気と相性が良さそうです。もう少し大人っぽい印象に仕上げたい方は、ミモザをベースにユーカリやレモンリーフのようなシルバーグリーンの色味を足すと、少しこなれた雰囲気に仕上がりますよ。ぜひ試してみてくださいね。

3.コットンフラワー

冬の雰囲気をたっぷりと感じられるコットンフラワーは、実はとっても長持ちしてくれる優れもの。枝もの、リース、スワッグなど、どんな組み合わせでも様になり、素朴で温かみのある雰囲気に仕上げてくれます。

雑貨と合わせてころんと置くだけでもお部屋の印象が変わるので、気軽に季節感を楽しみたい方におすすめです。これからの季節、松ぼっくりや赤い実をつけたサンキライなどと合わせて、クリスマス気分を味わいたいですね。

4.ユーカリ

ドライフラワーの中でも広く親しまれているユーカリ。お庭の緑として楽しまれている方もおられるのではないでしょうか。こちらも茎が細くすぐに乾燥してくれるので初心者の方でも始めやすいグリーンの一つです。葉っぱが丸いものや尖ったもの、実をつけた種類もあり全部で900種類に及ぶと言われています。

冬の季節に似合うユーカリを一つご紹介しますね。こちらは、テトラゴナナッツという名前でシルバー色の小さな実が成ったユーカリです。粉雪をまとったようなホワイトベースのカラーが冬の落ち着いた穏やかさを感じさせてくれます。しっかりとボリューム感があるので一本だけでも様になりますよ。ぜひお花屋さんで探してみてくださいね。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は、初めてドライフラワーに挑戦する方でも簡単にドライにできる方法をお伝えさせて頂きました。

ドライフラワーが出来上がったら、フラワーベースに添えたり、瓶に飾ったり、プレゼントの添え物として使えたり。沢山のアレンジを楽しむことができるので、暮らしの時間をより豊かに楽しむことが出来ると思います。

ぜひ、季節のお花を組み合わせながら、ドライフラワーに挑戦してみてくださいね。