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スタッフブログ

オリジナルのソファをつくろう!製作家具のご提案から詳細打合せまでのお話し

こんにちは。iKKAの高田です。

急に肌寒くなりましたね。
季節の変わり目では体調を崩しやすいですので、
今は調整のしやすい服装で通勤するように心掛けています。

さて、iKKAではお家づくりをしている中で、
時には製作家具のご提案もさせて頂いております。

それは、
製作家具とした方が、
お家づくりのコンセプトがより実現されると考えるからです。

現在、計画中のお家では、
家族それぞれに居場所を設けつつも、
つながり合えることを大切にしたいという大きなコンセプトがありました。
また、お家の裏手には湖畔の風景が広がっている景色豊かな土地です。

ソファを製作家具とするのはどうかと考え、
リビングにいる時もキッチンやダイニングに背を向けない形状と
ソファに腰掛けながらも大きな窓から外の景色をゆっくり楽しめるように出来ないかと検討を行いました。

その結果、壁付のL型ソファとし、
ダイニングキッチンとのつながりや窓越しの眺望を両方生かした設計を行っています。

今回のように
お客さまのご要望や土地の条件を整理し、
製作の家具とした方がより暮らしに合ったご提案が出来る場合もあります!

お話しが進み、配置や寸法が決まりましたら次に詳細の打合せをしていきます。

今回、ソファの足元は箱で塞ぐ形とし、
ソファの下に埃がいかない造りとして、掃除も楽に出来るようにしています。

次に生地選びです。
家具屋さんに相談し、椅子張り用の生地サンプルを持って来ていただき、
生地の色や質感を確認していきました。

まず、生地には
本革 ・ 合成皮革 ・ 布地 があります。

皮革類には独特の高級感がありますが、
今回は座り心地にこだわり、座った時に温かみや肌触りがやわらかい布地にしようと思います。

布地の素材もたくさんの種類があり、
天然繊維(綿、麻など)や化学繊維(ポリエステル、アクリルなど)があります。

天然繊維のウールには下記のような特徴があります。
①水をはじき、湿気を吸収する。
②冬は暖かいのに夏は涼しい
③型崩れしにくい
④燃えにくい
⑥汚れにくい

ソファの生地としてはすごく良いのですが、
コスト面がかかることや
肌触りが少しチクチクするので、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。

そういった場合には、生地感が滑らかな(コットンに近い)化学繊維を選んでも良いかもしれませんね。
化学繊維のポリエステルは型崩れしにくく、丈夫であるのが最大のメリットですが、熱に弱いこと(冬のストーブ)や丸ごと洗濯で洗うことは難しいところがありますので注意が必要です。

素材や色はたくさんありますので、
床や壁、天井等全体のバランスを見ながら選んでみると良いですね。

まだまで検討途中ですが、良いソファが出来そうで今から楽しみです!