こんにちは、iKKAの髙橋です。
残暑もようやく和らぎ、秋風の爽やかな季節となりました。
一雨降るごとに涼しさが増している気がします。
季節の変わり目ですので、皆様体調には気を付けてお過ごしくださいね。
さて、先日北海道にあるホテルニドムのコテージへ宿泊しました。
ホテルニドムは森の中にあり
ニドムとは、アイヌ語で”豊かな森”。アイヌ文化の残る北海道の地にふさわしい名前が付けられています。
森の中に施設があるので、敷地はとても広く、着いてから受付のある本館に行くまで、森の中を車で数分走らせてようやく着きます。
その時点で街から離れたような、非日常的な「豊かな森」というホテルニドムの世界観が演出されている感じがしました。
そして、コテージに行くまでの間にも自然を感ることができるように、緑豊かな立木の中を歩いて移動します。
森の中にいることをできるだけ感じてもらいたいというホテルニドムの考えなのだろうな、と思いました。
そして私たちは湖に面しているコテージに宿泊したのですが
宿泊する前からコテージからどのように湖が見えるのか楽しみにしていました。
いよいよ宿泊するコテージに案内して頂き、リビングの扉を開けると、そこには幻想的な空間が広がっていました。
リビングは2階に造られており、湖に映る樹木を綺麗に映し出していました。
湖の廻りは沢山の木々に囲まれているので周囲は影になっていて
陽が差すと、湖にスポットライトを当てたような光が差し込みます。
湖を家の中から眺めている時間は至福のひとときで、ゆったりとした時間の流れを感じることができました。
コテージのつくり方も、湖の見える大きな窓が部屋の中心にあり、梁が湖へ向かう方向に掛けられているので、自然と視線が景色(湖)へ向くように誘導されています。
また、木感溢れるコテージで暖かみを感じ、心穏やかに過ごすことができました。
リビングやバルコニーで腰を掛けながら、森の中でゆっくりと過ごしてほしいという思いがしっかりと伝わってきます。
こういった「思い」を感じる家づくりを住まい手と一緒に考えてつくっていきたいと改めて感じました。