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100年続く韓屋の街並みとソウルの旬を感じられる街、益善洞(イクソンドン)へ行ってきました!

こんにちは。iKKAの木村です。

先日、伝統的な韓国らしさと、トレンドが入り混じる街、ソウル・益善洞(イクソンドン・익선동)へ行ってきました。

1920年ごろに形成されたソウルで最も古く、
昔ながらの韓屋の街並みが残る「益善洞(イクソンドン)韓屋村」は、
ここ数年、伝統的な韓屋をリノベーションしたおしゃれなカフェやレストラン、ショップが続々とオープンし、新たに注目されている場所だそうです。
(韓屋は、韓国の伝統的な建物のことです)

ソウルから地下鉄で3駅、鐘路3街駅から歩いて数分のところにあります。

ビルの建ち並ぶ街の中に、取り残されたかのように韓屋のエリアが広がっていました。

少し入ると、レトロモダンな雰囲気が漂う街並みが広がり
車が入って来られないくらいの細い路地が続いています。

歩いて見て分かったこととして、
益善洞(イクソンドン)韓屋は、
表通りに面するところに門があり、門をくぐると内庭があって、
そのお庭を囲んでコの字型に建物が建っていました。

コの字型のお家が密集して建ち並んでいるので、
隣家側には基本的に窓はなく、内庭に対して解放的にお家が作られているようでした。

コンパクトであっても、プライベートなお庭がある間取りは
過ごしやすそうだなと感じましたし、
路地を歩く人たちへは、
整った外観と屋根が続く美しい街並みとして提供されていて、
素敵な場所でした!

多くのリノベーションされたショップやカフェは、
内庭にさらに透明の大屋根を架けて
敷地全体を屋内として使えるようにされており、
屋根が透明なので、全体が明るく解放感があって、
どこか優雅さのある空間になっていました。

大規模にリノベーションされた建物が多いなか、
門も内庭もそのままに、
建物もほとんど手を加えていないようなカフェがあったので、
吸い込まれるように入ってみました。

お花や珍しい葉っぱのお茶を出されるお茶屋さんで
席から内庭の緑が見え、ほっと癒される空間となっていました。

建物がお庭を囲んだ形なので、
どのお部屋からもお庭を見ることができる点が
うなぎの寝床と例えられる奥に細長い京町屋と違うなと思い、
暮らし方や文化の違いからくる違いだと思うので、興味深く感じました。

伝統的な街並みに来ると
どうしても建築目線で見てしまうのですが、
リノベーションされたカフェやショップたちはどれもおしゃれで
フード類も見た目の可愛いものがあふれていました。

人気のお店は長蛇の列ができているほどで、
一緒に行ったソウルをよく知る友人も、
初めて来たけど、こんなにおしゃれなスポットになっているとは思ってなかった!
来て良かったと言っていたので、
間違いなく今、ソウルでは旬なスポットだと思います。

有名観光地だけにとどまらない旅をこの町でも楽しめると思いますよ。