こんにちは、辻川です。
一時期涼しくなりましたが、まだまだ暑い日が続きますね!
それでも朝夕の温度は25℃前後まで下がり、秋の近さを感じます。
最近、設計チームと「10年後の家族はリビングでどの様に過ごすのか?」と云う事をよく話しています。
10年後の事なので正解はありませんが、やはり色々な意見があります。
気になったのが、「10年後は1人1人が自分の好きな事をして過ごす時間が増える!」と云う意見。
これは通信技術の進歩により、SNSや動画配信等のサービスが加速し、今以上にスマートフォン等が手放せない環境になっているのではないかと云う事。
例えば
下の子供はiPadで通信塾の勉強中!
上の子供は携帯電話で音楽を!
ご主人は趣味の動画に没頭!
奥さまは家事の傍ら仕事の準備中!
など、家族全員がリビングには居るが、それぞれが別の事をしながら自分の時間を大切にしているのではないか?
その様な事を考えると、リビングの設計の有り方、設計の仕方は今と異なってくるのではないか?
心地よく過ごせる場所を1つ大きく取るのではなく、大きな1つの空間にそれぞれが自分の時間を作れる場所を作る事を考える事が良いのか?
一見、家族がバラバラの事をしている為、少し寂しい様ですが、家族と同じ空間を共に過ごし、その中で自分の時間を大切に考えると云う点では、非常に優れた考え方かも知れないところが本当に難しいところです。
この様な事を皆と話している時間は本当に楽しいです!
1人1人の理想とする家族の有り方があり、その話を聞いているとたくさんの正解がある事を再認識させられます。
皆さまの意見はどうでしょうか?
お家づくりでは、現状を考える事は勿論大切な事ですが、少し先の家族の有り方の考える事もとても大切な事だと思います!