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スタッフブログ

10年点検にお伺いしました

こんにちは。iKKAの野村です。

5月に入り、日中は動くと汗が出てくるぐらいに暖かくなってきましたね。
朝晩は少し肌寒く感じる日もあるので、寒暖差で体調を崩さないように気を付けていきたいです。

さて、先日お引渡しから10年が経つお施主様のお家へ、定期点検にお伺いさせていただきました。

訪問したお家は、私が担当現場監督として携わったお家で、お施主様とはもう10年以上のお付き合いになります。

玄関先には、花が植えられていたり、夏野菜も育てておられました。暮らしを楽しまれている様子に、嬉しくなります。

定期的に蜜蝋ワックスでメンテナンスをされているカバ桜の無垢床は、自然なツヤと深みが増していました。

まず、点検を始める前に「お家で気になる事はありませんか?」とお伺いします。

毎日暮らされているからこそ、気付くことも多いからです。また、疑問・質問やご相談もあればお伺いしています。

今回は

・タオル掛けがぐらついてしまった。
・トイレの鍵がかからない事がある。
・トイレの手洗い水栓のレバーが固くなった。
・玄関扉が開かないときがあった。
・キッチンからたまに排水の匂いがする。
・子供がボールを壁にぶつけたり、床で飛んだりするのが心配で。。。

などのお話をいただきました。

まずはその箇所を確認します。

タオル掛けはその場で修理する事ができました。トイレの鍵は、ドアの傾き調整で問題なくかかるようになりました。

トイレの手洗い水栓レバーについても、取り外してお掃除をし、シリコンスプレーを塗布、固定ネジを調整することでスムーズに動くようになりました。

また、玄関扉はラッチ部分の動きがスムーズでは無かったので、その調整を。

キッチンの匂いについては、不具合の有無を確認したところとくに見当たらず、汚水桝もお掃除くださっているようでしたので、排水管に付着した油を取る方法をお伝えさせていただき、一度様子を見ていただく事になりました。

点検時に改善できることも多いので、気軽にご相談いただければと思っています。

お子さまが会うたびに大きくなっていて、お家もライフスタイルに合わせて色々工夫をされておられました。

今は2階の1部屋に人工芝を敷いて、ボール遊びが出来るようにされていました。面白い工夫ですね!

ご心配されていた床も壁も問題はありませんでした。床は、お子さまがジャンプするくらいは全く問題ありません。

でも、ガラスもあるので、気を付けて遊んでね!

引き続き、その他も点検していきます。

小屋裏点検口から、金物類の緩み、断熱材の脱落、漏水痕が無いかなども確認します。

普段見る事の無いお家の屋根裏に、お子さま達も興味津々です。

床下も潜って点検します。

水漏れや白蟻、断熱材の脱落が無いか、基礎や束の状態などを確認します。

「次は僕もカッパ着て潜る!」とお子様たち。

年月を経て、自然に木目が浮き出て浮造り(うづくり)仕上げのようになったウッドデッキ。無垢材ならではの年月が経った風合いがかっこいいですね!まだまだ使っていただけそうです。

この他にも、たくさん点検項目はあります。約2時間ほど点検を行い、大きな問題は見られませんでした。ほっと一安心です。

今回は、板張り外壁の再塗装や、カウンターデスクに配線穴を開けたい、などのご相談もいただきましたので、お打合せをしていきたいと思います。

iKKAでは、1年、3年、5年、10年、15年とお家の定期点検を行っています。

お家の健康状態をプロの目で確認したり、気になるところの改善をしたりはもちろん、

お子様の成長などによって、家族のライフスタイルも変化していくと思いますので、

何かこういうことをしたい、こういうものはないだろうかなど、ご要望等がございましたら気軽にご相談ください。

次の定期点検時には、長男君は15歳!建築中は赤ちゃんだったと思うと、感慨深く、なんだか親戚のおじさんのような気持ちです。

これからも、10年先、20年先のご家族が健やかに幸せに過ごしていただくために、精一杯お手伝いができればと思います。

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