こんにちは。iKKAの藤崎です。
陽の光がぽかぽかと暖かく、春の香りがする4月上旬。
引渡してから半年が経つiKKAのOBさまのお家を訪問させて頂きました。
この日は朝から撮影をお願いしていたので、朝9時前にお家の前に到着すると、近くの桜並木のある小道から、るんるんと歩いてくる女の子を発見。
その後ろについてカメラを持ったご主人と、すやすやと眠っている男の子をベビーカーに乗せた奥さまがゆっくりとこちらに向かって歩いてきました。
「公園が多いので毎朝違う道で散歩しているんです」と自然のある周辺環境を楽しんでくださっているよう。
住宅地の中でも、田んぼの側の角地に建つお家。
自然のある環境で暮らしたいという思いに合ったこのお土地は、
ご夫婦ともに一目見て「ここやね。」と決めたそう。
駅までのアクセスも良いので、「意外と不便がなく、暮らしやすいですよ。」と奥さま。
自然豊かな環境を理想としても、毎日の利便性も大切ですよね。
立派な枝ものが飾られたおしゃれな玄関を抜けて、リビングに一歩踏み入れると
カメラマンさんと私で「わぁ!」と歓声が重なりました。
大開口の窓から取り込んだ田園風景。
澄んだ青い空。
うっとりするような美しい桜並木。
お家に入るまでは想像もつかなかった開放感に驚き 豊かな自然の心地よさを体感しました。
25坪とは思えない広がりのあるLDK。
勾配になっている天井の高さや視線の抜け感が小ささを全く感じさせず、設計士のこだわりだろうなぁと改めて感じました。
「ここも気持ちいいですよ。」と窓辺に腰かける奥さま。
そんな窓辺からの景色。
外とのつながりが本当に気持ちよく、ここで暮らせたらどんなに豊かな暮らしだろうかとわくわくしました。
内と外をつないでくれているのは、広々としたウッドデッキ。
リビングの窓辺とフラットに繋がっているので、お家の延長のように感じられ、第二のリビングのように楽しまれていました。
ウッドデッキにラグを敷いて日向ぼっこ。
シャボン玉で遊んだり、ピクニックのようにサンドウィッチを食べたり。
「お花取ってきたるわ~!」と関西弁が愛らしい娘さんが、撮影中も何度もお花を摘んできてくれました。
子どもにとっては雑草も立派なお花のようで、ウッドデッキの端っこでお花屋さんがオープンしていたのがとっても可愛かったです。
お家のキッチンは、4.5帖もの広さで、造作のカウンターとつなげたコの字型キッチン。
「椅子にのぼってお手伝いしてくれています。卵も割れますよ。」とお子さまとの暮らしぶりを話されていました。
小さなお家でも、不必要な広さを減らし、家族と過ごす場所をしっかりと確保することが大切ですね。
プラスチック製の収納箱に木の板と革の取っ手をつけた、ご主人さまお手製のおもちゃ入れ。
窓台下の空間をうまく有効活用した収納スペースに、ぴったりと収まっていました。
手の届く場所におもちゃがあるので、ごそごそと自慢げに色んなおもちゃを見せてくれる息子くん。お父さん、いいもの作ってくれたね。
OBさんとお話をしていると、お家づくりは完成時がゴールではないなと感じます。
そのあとの暮らしていく中で、少しずつご家族らしさがお家に表れていき、生活がしやすくなったり、ちょっと暮らしが楽しくなったりするのではないでしょうか。
工夫しながらお家を徐々に変化させていくのも、面白いかもしれませんね。
ご家族がこのお土地で楽しんでいる暮らしは、何にも代えられない「豊かさ」でした。
「豊かな暮らし」と言われると、イメージしづらいかもしれませんが、「毎日どんな光景を目にしたいか」を真剣に考えると、それはきっとあなたが暮らしの中で感じる「豊かさ」ではないかと思います。
これからもご家族の「らしさ」を築いていけるようなお家づくりをしていきたいですね。
すてきな時間を、ありがとうございました。
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