こんにちは、監督の辻川です。
時間が過ぎるのはあっという間で、
セミの鳴き声が聞こえていたかと思うといつの間にか、今週の冷え込みで比叡山も雪化粧となりました。
2024年度も残り僅かとなり、慌ただしく日々を過ごしています。
年末近くに棟上げをさせて頂いた現場は、これからの季節、雨や雪でお家が濡れないように、
外周の雨養生や現場の戸締りが出来る所まで進める事を目標に、
工程の見直しと予定の確認作業に追われています。
忙しくなると、「効率」について改めて考える事が多くなります。
最近では、棟上げ前の土台敷きの時に、床断熱の工事や床板の工事まで施工するのが主流で、
上棟前に1階の床が出来ているので、
職人さんの足元が良く仕事がしやすく効率が良い為に行うのだそうです。
安全性と効率を求めると良いのは分かっているのですが、
屋根が無い状態で、もし雨や雪が降ってしまったら・・・と考えると
iKKAでは難しい効率化ですね。
今は効率を求められる時代です。
常習化された事から変化していく事は凄く大事な事ですが、
効率を求める事による支障も出るはずです。
土台敷き時の床板施工ですが、安全性と効率を求めるが故に、
濡らさなくてもよい物を濡らしてしまう事になります。
濡れる事が悪いわけではないのですが、
順序を守れば濡らさなくて済む物まで濡らす可能性が高いのは、考え物だと思います。
効率・支障・対策まで出来て初めて、良い変化をしていく事が可能になるのだと思っています。
起こりうる支障に対する対策まで考えれていないうちは、効率を求めすぎてはいけないと改めて思いました。
現場は沢山変化出来る事が有ります。
2025年は、お客様・Ikka・業者さんが喜べるような良い変化を
一つでも多く取り入れていけるように頑張っていこうと思います。
今年も沢山の現場をさせて頂き有難う御座いました。
来年も宜しくお願い致します。