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家づくりお役立ちコラム

窓を通して感じる暮らしの心地良さ

こんにちは、iKKAの久保田です。

今回は「窓を通して感じるお家の心地良さと設計の考え方」
についてお話したいと思います。

私たちは、お家で心地良さを感じる要素として「窓」をとても重要だと考えています。

窓は室内と外との繋がりをつくり、空間に広がりを与えてくれます。

窓の外に見える景色や揺れる木々、太陽の光や空の変化などを感じて暮らす毎日は、とても心地よく心を穏やかにしてくれるように感じます。

私たちは、お家の設計を進める際に必ず
土地の周辺環境を実際に見て、どの位置に窓を計画するのかを検討していきます。

窓を検討する際、どんな事を考えているのか少しご紹介したいと思います。

Profile

滋賀で注文住宅なら工務店のiKKAダイコーホーム

iKKA(いっか)は滋賀県大津市にあるダイコーホームが行う、注文住宅を主とした工務店+設計事務所です。

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敷地から窓を考える

心地良い方向を探る

お土地を見ながら、景色の良いところや心地よいと感じる方向を探り、どのような窓を設けるのか検討します。

美しい自然の景色があれば、窓から愉しめるようにしたり、
視界が抜ける方角に窓を設け、空間の広がりを感じるようにしたり、

住宅地であっても、太陽の光が入るポイントを見つけて取り込めるよう考えたりします。

風の通り道を作る

お家の中に、上手に風が通るように窓の配置を検討します。

風の取り込み方によって窓の種類も選定しています。

頻繁に出入りする大きな窓は、どの方向に設けると暮らしやすく、心地よいのか。

そんなことも考えながら間取りを検討しています。

目線に配慮する

お土地の周りの人通りや、車からの視線を考えます。

往来が頻繁な場所では、どのように光や風を取り込みながら視線を遮るのか検討します。

また、お家の中から外を見たときにも落ち着きを感じられるように、

お庭の植樹・塀・カーテンなども上手に取り入れながら居心地を作り上げていきます。

日常のひとときに窓を加える

お土地からの検討に加えて、日常のひとときに窓を加えることで、暮らしがより楽しくなったり、心地よい場所になったりします。これは、暮らしを想像しながらプランニングしていきます。

日々の動線の中に取り入れる

例えば、玄関に窓を設けると、自然光で明るい玄関にもなり、家族の帰宅に気付けたりもします。

また、通り過ぎるだけの廊下でも、窓から桜の木が見えるようにすると、「あ、やっと満開だ!」なんて毎朝がちょっと楽しみになったりもします。

廊下などの突き当りに配置する

廊下など壁で囲まれた空間には、目線の先に窓を設けることで視線が抜け奥行き感が出て、心地良さが生まれます。

また、階段を登った先に窓を設けると空間も明るくなり、上を向くと青い空やお月様が楽しめます。

部屋間の繋がりをつくる

例えば、2階の子ども部屋から、吹き抜けに面して小窓を設ける事で、階下にいる家族の声が聞こえて安心できたり、

書斎に開閉できる小さな小窓を作って、手元に集中しながらも、家族を感じられる程よい距離感を保てたり。

空間がその部屋で終わるのではなく、窓で心地よい繋がりをつくることができます。

お家の表情をつくる

窓はお家の外観にも表情や彩りを添えてくれます。

配置や大きさをバランスよく整えたり、窓周りのあしらいを工夫し、美しい意匠性を生み出すことが出来ます。

住んでいて心地よさを感じる内側からの窓と、外側からの意匠性。
性能と意匠を両立させて窓の設計を行います。

外観のアクセントとなる窓の工夫

こちらのお家は、2階の窓に木の枠を回し、木製のプランターBOXを製作しました。室内からも外からもお花が見える楽しい工夫です。

1階には掃き出し窓の目隠しにもなる板塀を。自然素材の優しい質感を感じられるよう、木の軒裏やドア、枕木、植樹をバランスよくあしらいました。

個室の窓は、間取りとの兼ね合いで離れて配置することもあります。

その場合、窓の高さを揃えたり、窓と窓の間に杉板を張ったりして一体感を出す工夫をします。そうすることで、外観がすっきりとバランスよくなります。

ショーウインドウのようにあかりをお家の外へ見せる

夜の窓は室内の照明の光を、窓を通してはっきりと映し出します。
その働きを利用してお家の外から見たときの意匠(アクセント)として計画できます。

こちらのお家では、正方形の大きな窓にインダストリアルで武骨なペンダント照明を吊り下げ、遠くから見ても印象的に見えるようにしています。

そのライトが照らすのはお気に入りのロードバイク。

ショーウインドウのように遊び心のある窓辺空間をつくることができます。

あたたかみを演出する

外から見たときに室内からのやわらかな光がこぼれていると
生活されている方のあたたかみのある様子をイメージすることができます。

日が暮れてからお家に帰ってくると、外から窓の灯りを感じられ、なんだかホッとしたりもします。

高低差のある土地のお家の外観

こちらのお家では、木格子を通してぼんやりとしたやわらかいオレンジ色のあかりをこぼしています。また、オレンジがかった暖色系の光はあたたかみがあり、心地よい落ち着きを感じさせてくれます。

植樹を照らす照明計画をしたり、お気に入りのポーチライトで玄関をふんわり明るくしたり…。夜は外壁の色がわからない分、光の演出で雰囲気がとても良くなりますよ。

このように1つ1つの窓の役割やそれぞれの配置を考えることが「暮らしの心地良さ」に繋がります。

見学会に来られた際には、窓にも注目してみて下さいね。

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