お引渡し前の、お施主様の実邸をご見学いただけます。

iKKAでは、モデルハウスではなくお引渡し前の実邸完成見学会にこだわって開催しています。その理由は、モデルハウスでは分からない施主様とのリアルな家づくりのストーリーや、間取りや仕様、金額などを知っていただく事が出来るからです。
施主様それぞれの理想の暮らしやこだわりが詰まった世界にたったひとつのお家をぜひご覧ください。

雑木林を生かした中庭で、
穏やかに住まう23坪の平屋

最寄りの駅からほど近い、滋賀県野洲市の閑静な住宅地。

雑木林の緑を身近に感じながら、プライベート感のある中庭を囲む、

コの字型の平屋を計画しました。

外観は塗り壁で温かな印象にまとめ、建物の高さを抑えてすっきりとした佇まいに。

これからお庭づくりを楽しめる、余白も残しています。

10帖のリビングはコンパクトでありながら、勾配天井や通り土間を設けることで外へと視線が抜け、

ゆったりとした時間の流れを感じられる空間に。

これからお二人が育んでいく、穏やかな暮らしの景色を思い描いたお住まいです。

町並みに溶け込む、端正な佇まいの平屋

元々は野洲市のマンションにお住まいだったというご夫婦。

これからの暮らしについて考える中で、
「利便性を大切にしつつ、自然も身近に感じられる場所で暮らしたいね。」と

意見が合致したそう。

お土地探しから始めたこの場所は、南側に雑木林が広がる、ゆとりある角地。

豊かな自然があり、のびやかな雰囲気が決め手のひとつになりました。

そんな穏やかな町並みにそっと溶け込むように、建物の高さは控えめに計画。

間取りの配置とあわせて、周囲との関係性を丁寧に考えていきました。

リビングまでひと続きの土間玄関

「リビングドアは無くても良いかもね。玄関は広い方が嬉しいな。」

そんなご夫婦の言葉から、土間の玄関は、リビングとそのまま繋がるオープンなつくりに。

扉で区切らず、ひと続きの空間として計画することで、

リビングへと気持ちよく視線が抜けるのびやかな玄関になりました。

コンパクトなリビングで、ゆったりと寛ぐ

リビングは10帖とコンパクトなサイズ感。

「ダイニングのスペースはなくても、普段は座卓でゆっくりと過ごせたらいいかな。」とおふたりにとっての〝丁度良い〟はなんだろうか、と話し合いを重ねました。

コンパクトでも窮屈に感じないよう、勾配天井で縦方向の広がりをつくり、大きな窓でお庭との繋がりを大切に考えました。

窓からの景色は、「近景・中景・遠景」の三段階で計画しています。

北側の窓は、植栽を近くに配することで、外からの視線をやわらかく遮りながら、近景の緑を楽しめるように。

南側は、庭木越しに雑木林の緑を望み、中景から遠景へと視線が広がる構成としました。

これからお二人が庭づくりを進めていく中で、暮らしに自然と馴染んでいくようなつくりです。

離れのような和室で静かなひと時を

通り土間を挟んで、リビングから少し距離を取った場所に和室を設けました。

来客時や、静かに読書をしたいときなど、〝離れ〟のように使える空間です。

製作した障子扉は、開けると壁の中にすっきりと収まる納まりに。

扉を開ければリビングの一部として、閉じれば落ち着いた個室として。

お気に入りの和紙照明を灯し、穏やかで静かな時間を楽しめます。

豊かな暮らしの〝幅〟が生まれる住まい

「夫婦二人の、これからの時間をどう過ごしていこうか。」

子育てを終えた後や、マンションから戸建てへの住み替え、自然を求めての移住など、

人生の節目で〝これからの暮らし〟を考える方は年々増えているように感じます。

住む環境が変わることで、休日の過ごし方や心の持ちようも、少しずつ変わっていく。

私たちは、「一番長く過ごす場所だからこそ、本当の豊かさを感じられる住まいをつくりたい」そう考えています。

「南浦の家」は、50代からのこれからをどう暮らしていきたいか、ご夫婦とたくさん会話を重ねて辿り着いた終の棲家です。

設計士より

今回のお住まいでは、ダイニングテーブルは普段使われないというお話を伺い、キッチン側にカウンタースペースを設けました。軽食をとったり、コーヒーを飲みながらくつろげる場所としています。

また、平屋でありながらすべてをひと続きにするのではなく、寝室へ向かう動線には前室のような空間を設け、プライバシーにも配慮した構成としました。コンパクトな住まいの中で、落ち着いて過ごせる大人の住まいをぜひご覧くださいね。

ご予約フォーム