お引渡し前の、お施主様の実邸をご見学いただけます。
iKKAでは、モデルハウスではなくお引渡し前の実邸完成見学会にこだわって開催しています。その理由は、モデルハウスでは分からない施主様とのリアルな家づくりのストーリーや、間取りや仕様、金額などを知っていただく事が出来るからです。
施主様それぞれの理想の暮らしやこだわりが詰まった世界にたったひとつのお家をぜひご覧ください。
非日常を味わう、
26坪の和の住まい
京都の閑静な住宅地に佇む「寺井(てらい)の家」。
暖簾をくぐると、まっすぐに伸びる通り土間が室内へと導きます。
昔ながらの日本家屋の趣を取り入れながら、土間を介して、一方には、落ち着きある和室を。もう一方には、家族が集うあたたかなリビングダイニングをもうけました。
風情ある中庭には、紅葉を愉しめる季節の緑や割栗石をあしらい、贅沢なひとときを味わえるように。
吹抜けの大きな壁をスクリーンに映画鑑賞をしたり、踊り場の読書コーナーで過ごしたり。
まるで旅館で過ごしているかのような、非日常のひとときに心が潤うお住まいです。

寺井(てらい)の家
場所 | 京都府 |
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種別 | 木造2階建て |
構造 | 耐震等級3相当 W断熱工法(外断熱+内断熱) |
性能 | UA値 0.47W/(㎡・K) C値 0.26㎠/㎡ |
面積 | 敷地面積 139.85㎡(42.30坪) 延床面積 87.36㎡(26.4坪) |
床材 | クリ無垢材 |
外壁材 | 塗り壁、杉板 |
京都の街並みに馴染む佇まい

元々、和モダンのテイストがお好きだったというご夫婦。
「京都という街並みにも合う〝和〟の要素をぜひお家にも取り入れましょう」とお話させていただきました。
お家の顔となる正面は、職人の手仕事による塗り壁で、質感豊かに。
窓まわりには格子をあしらい、どこか懐かしくも品のある佇まいです。
帰ってくるたび、ほっとした安らぎを感じさせてくれます。
通り土間のある、おもてなしの玄関

玄関を開くと、通り土間がまっすぐに伸び、それぞれの空間へと繋がっていきます。
左手には、和室と中庭、右手にはリビングダイニング。
土間を挟んで空間を緩やかに分けながらも、
ひと続きの広がりある空間として楽しめます。
緑をそばに、家族団らんのひとときを

リビングダイニングからは、中庭へと視線が抜け、15帖とは思えないほどのゆとりが感じられます。
コンパクトな空間でも心地よく暮らせるように、階段下にテレビボードを設けたり、収納にもさりげない工夫を。
中庭の緑を眺めながら、家族や友人と、ゆったりとしたひとときを楽しめます。
中庭から広がる暮らしの豊かさ

両隣と背面にお家が建ち並ぶ敷地に、陽当たりを少し心配されていたご夫婦。
現地を訪れた設計士は、空へと視線が抜ける南側の一角に気づきました。
その場所に、プライベート感のある中庭と吹き抜けを設けることで、
外からの視線を遮りながらも、気持ちの良い光と風が空間全体に行き届くように。
おもわず外に出てくつろぎたくなるような心地良さが生まれました。

中庭には、紅葉を楽しめるイロハモミジやヒメシャラ、赤い実の成るジューンベリーを植えました。
お気に入りの植物を少しずつ増やしていくのも、これからの暮らしの楽しみのひとつです。
こだわりの和室で心穏やかに

「和室は、窓の外を眺めながらごろんとしたり、リビングとは少し違う時間を過ごせる場所にしたいな。」
奥さまの声をヒントに、土間を挟み、リビングとほどよく分けられた和室。
大きな窓から中庭を望むことができ、静かで心地よいひとときが流れます。
住まい手自ら塗り上げた漆喰も、月日とともに味わいが深まり、この場所にやさしく馴染んでいきます。

ゆくゆくは寝室としても考えているため、リビングとはしっかり仕切れる障子扉も。
障子越しに漏れるあたたかな光がほっと心を癒してくれます。
設計士より |
今回のお家は、「旅館のような非日常が感じられるお家」をテーマに、住まい手と沢山対話を重ねました。私が一番好きなポイントは、玄関を開けた瞬間に感じる〝和〟の雰囲気です。何とも言えない落ち着き感はどこか懐かしく、でも今の暮らしにも寄り添えるようなかたちでご提案させていただきました。 |
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また、コンパクトながらも暮らしを楽しめるスペースが沢山あるので、ぜひ現地で暮らしのイメージを膨らませてみてくださいね。お待ちしております。 |